上妻 宏光 東京JAZZスペシャルユニット
上妻 宏光 (三味線)
1973年7月27日茨城県に生まれる。 6歳より津軽三味線を始め、14歳で「全日本津軽三味線競技大会」優勝。「津軽三味線全国大会」にて、95、96年と2年連続優勝するなど、純邦楽の世界で高い評価を受けながらも甘んじる事なく、三味線という伝統楽器の新しい可能性を追求するため、国内外にて数多く他ジャンルとのセッションに参加し、注目を集める。
2001年9月、東芝EMIより 『 AGATSUMA 』 にてメジャーデビュー。2002年7月には全曲オリジナル作品によるセカンドアルバム 『 BEAMS 〜AGATSUMA II 』 をリリース。同アルバムは2003年1月、全米にてDOMO RECORDSより発売され、同年2月にはアメリカ東海岸ツアーを行い、各地にて大成功を収める。その後、2003年3月にはニューヨークの教会にてライブレコーディングによる古典アルバム 『 Classics〜AGATSUMA III 』、2004年1月には、多彩なミュージシャンとのコラボレーションを実現したアルバム『 Beyond 』 、ライブ映像を収めたDVD 『 AGATSUMA LIFE 』 をリリース。
そして2005年2月、自身のルーツである古典曲をベースに生み出したオリジナル作品をアコースティック編成で収録した、5枚目となるアルバム 『 永遠の詩 』 をリリースした。同年1月には、EUツアーも敢行し大成功を収める。 現在、国内外でのコンサート及びセッション、各メディアへの出演などにより活動のフィールドを広げ、“津軽三味線の伝統と革新”を追求し続けている。
海外アーティストとの共演も数多く、Marcus Miller-マーカス・ミラー (B)の日本公演へのゲスト出演をはじめ、
・Larry Coryell-ラリー・コリエル(G)
・Nana Vasconcelos-ナナ・バスコンセロス(Perc)
・Sarena Jones-サリナ・ジョーンズ(Vo)
・Bobby McFerrin-ボビー・マクファーリン(Vo)
・David Benoit-デビッド・ベノワ(Key)
など、日本の伝統楽器の特徴を生かしながらも、西洋音楽との融合を行った新鮮な独自のアプローチで高い評価を得ている。