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ハービー・ハンコック・ヘッドハンターズ'05

ハービー・ハンコック(p)

ハービー・ハンコック(p)Herbie Hancock's Headhunters'051940年4月12日シカゴ生まれ。ピアノ・レッスンを始めたのは7歳の時。11歳の時、シカゴ交響楽団と共に、初ステージに立つ。グルネル大学卒業の1960年、コールマン・ホーキンスらと共演することによりプロとしてのジャズ・ピアニストのキャリアが始まる。

1962年に初リーダー作『テイキン・オフ』をブルーノートからリリース。収録曲の「ウォーターメロン・マン」が大ヒット。マイルス・デイヴィス・クインテットには1963年から1968年まで在籍し、数々の名演を残す一方、1965年には傑作『処女航海』を発表。1972年にLAに移り住んだあと1973年オークランド・ファンク・サーキットのポール・ジャクソンらと革新的なグループ、ヘッド・ハンターズを結成。同年発表したブラック・ファンク・アルバム『ヘッド・ハンターズ』が爆発的にヒット。1970年代後半はウェイン・ショーター、トニー・ウイリアムス、フレディ・ハバードらとVSOPを結成し世界中をツアーし、絶賛される。1983年にはマテリアルのビル・ラズウェルがプロデュースしたヒップ・ホップ・アルバム『フューチャー・ショック』のシングル・カット「ロック・イット」が世界中で大ブレイク。自身初のグラミー「ベストR&Bインストゥルメンタルパフォーマンス」賞を獲得する。ついで1985年には映画『ラウンド・ミッド・ナイト』の音楽監督としてアカデミー賞を受賞。

1990年に入り、1994年にサイバー・ファンク・アルバム『ディス・イズ・ダ・ドラム』を発表。1995年には、『ザ・ニュー・スタンダード』を発表し、新時代のスタンダードを提示する。1998年にはジョージ・ガーシュインをテーマにした『ガーシュイン・ワールド』を発表し、そのアルバムはグラミー賞を受賞する。

2001年に発表した『フューチャー2フューチャー』では再びビル・ラズウェルをプロデューサーに、カール・クレイグをはじめクラブミュージックシーンの注目株と共演。2002年マイルス・デイビスとジョン・コルトレーンの誕生75周年をトリビュートしたライブアルバム『ディレクション・イン・ミュージック』を発表し、グラミー賞をノミネート及び日本ジャズディスク大賞を受賞する。

デビューから40年以上たった現在でも、常に時代の最先端を行く音楽を創造し続けている非凡なピアニスト、アレンジャー、プロデューサーとして世界中のさまざまなアーティストからリスぺクトされている。

2002年より東京JAZZの音楽プロデューサーとして、3年目の現在も世界のジャズシーンをけん引し、新たな歴史を刻み続けている。

ホームページ: http://www.herbiehancock.com/

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